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東京電力福島第一原発事故の除染作業で、日本に難民申請中の男性が、業者から「除染に従事すればビザが延長される」と虚偽の説明を受け、福島県内で働かされていました。


ALARAはこの事実をベースに作られました。
ユートピア的な未来志向により、はじまった原発は、2011年の自然災害によって崩壊し、我々に科学、技術、政治について再思考を迫りました。難民は国家による保証された権利を失い、全ての社会的、政治的資格も失った状態です。
日本の難民を受け入れる国家的な制度は、世界で最も厳しく、彼らは排除と包摂の曖昧な空間で漂っています。
「原発事故と難民」という二つの例外状態の常態化は、オーラルヒストリーとテキスト、フィクショナルアニメーションとリアルな映像の対により浮きあがります。

ALARA
川上幸之介 Kounosuke Kawakami

​#入管法改悪反対 #廃案一択
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